カースト アメリカに渦巻く不満の根源

イザベル・ウィルカーソン著、秋元由紀訳(岩波書店、2022年)

 

Isabel Wilkerson, Caste: The Origins of Our Discontents (2000)

 

アメリカの黒人差別の底に潜み、白人の「優越」を保持するカースト制を抉る世界的ベストセラーの邦訳。

 

岩波書店 Amazon


  • 『世界』2023年1月号に、翻訳家の押野素子さんとの対談記事が載っています。2022年9月に岩波書店から出た『カースト』と『アリ』のほか、マルコムX、マーティン・キング、ボールドウィン、コーネル・ウェスト、ポーリ・マレーなどについて話しました。
  • 2022年12月10日付の日本経済新聞で書評に取り上げていただきました。評者は西山隆行さん(成蹊大学教授)。「我々を知的探求に誘う問題提起の書を、多くの方に読んでいただきたい」 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66694760Z01C22A2MY6000/

  • 2023年10月11日にHONZでレビューしていただきました。評者はHONZ編集長の内藤順さん。「カーストのプログラムは、我々全員の無意識にインストールされている
    https://honz.jp/articles/-/52349